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柔らかな頬柔らかな頬
(1999/04)
桐野 夏生

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既に読破した文学に再度、触れてみる。
最近知り合った社労士仲間が桐野ファンということで、自分も同氏の代表作を再度
手に取ってみました。

相変わらず短時間で読み切らせてしまう展開には脱帽だが、そこは桐野ワールド、
またしても、出口に爽快感はない。最後まで読み切った読者に対するサービスも
また存在しえないのであった。

以前読んだ頃はまだ、自分に子供がいないころであった。
そのせいか、結局、犯人誰なんだ~という印象が一番強かったのであるが、
私自身が3歳の娘を持つ親となった今、かなり印象が変わってしまった。

あまりに悲しく、喪失感にも似た感情を持ってしまった。

作者本人がHPに結末の紆余曲折を説明してくれているが、個人的には最終章は
あってほしくなかった。 もちろんそれがあっての完成度と直木賞なのだろうが。
特に最後の一文があまりに悲しく絶望させる。 

ようやく東京島から帰還し、社会復帰したばかりのわたしだが、
今度は茫々とした日本海を傍に感じつつ、秋を飛び越して冬の北海道にいるような気分だ。

文学に限らず芸術全般に言えることであろうが、タイミングと心理状態や置かれた立場によって感じ方は変わるものだ。 

ただ本作を三度開く気概は、今はない。
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コメント
この記事へのコメント
私は今日から「東京島」を読みだしました。
まだ、あまり読み進んでいませんので、これからどういう展開になるのかとワクワクしつつ。。。
久々の桐野夏生の世界に、引き込まれそうな予感です。

「柔らかな頬」、私も以前読みました。
でも、もう一度読んでみるとまた違った感想が?かもしれませんね。
2008/10/27(月) 19:40 | URL | りえりん #-[ 編集]
そうですか、東京島に上陸しましたか。これから刺激的な世界が拡がっていきますね。
桐野氏は柔らかな頬を上梓することにより、救われたらしいです。書き手にも読み手にとっても文学の可能性は大きいものですね。
2008/10/28(火) 09:22 | URL | DJヒロ #-[ 編集]
桐野夏生氏って、東京島で「谷崎潤一郎賞」を受賞したんですってね?
私、知らなくって…
でも、谷崎潤一郎もかなり独特だったから、今回の受賞は頷けますよね??
2008/10/29(水) 22:44 | URL | りえりん #-[ 編集]
毎度コメントありがとうございます(^_^)
谷崎潤一郎、読んだことないんですよ、絡めなくてすみません。
桐野作品の好き嫌いははっきり分かれますが、文章力に関しては大部分の読者が認めていると思います。今や代表的な女流作家になりましたね。文壇デビューが遅かった経験からか、たまに拝見する人生論なども中高年に対する激励が感じられます。ともすれば‘大器早成’型が多い文壇界においては個性を強く感じます。でも~本人写真はいつもシリアスで怖い表情が多いですね~スーツ系を着て隙のない印象です。
フニャフニャした最近の芥川賞作家とは全然違う。これからも注目です(^_-)
2008/10/30(木) 11:05 | URL | DJヒロ #-[ 編集]
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